教育研修担当者様から若手社員に関する相談が急増

2017.06.02

コミュニケーションに悩む若手社員、営業職、管理職。

ここ数年、企業の教育研修担当者様からこんな相談を受けることが増えました。
「優秀だと思って採用した若手社員が、どうも力を発揮しないのです。研修をやっても反応が薄く、とにかく講師の問いかけに反応しない。それでは内容に問題があったのかと聞くと面白かったと言う。また、会議で発言はするが、何を言っているのかさっぱり的を得ていない。そのことを指摘すると上の指示が的はずれなのだと怒りだす始末。あげくの果てに取引先からまともなやりとりが出来ないので担当を変えてくれと言われてしまう。やる気がないわけではないし、頭も悪くないと思うのだが、どうも人間関係を上手くつくっていけないようなのです。正直、お手上げ。解決策がありません。」

困り果てた教育担当者様の多くは、スピーチやディベート力を高めるための研修や、「地獄の猛特訓」のようなモチベーションを高めるセミナーに参加させてみるそうです。しかし、表情が晴れやかなのは数日だけで、2週間もすれば元の状態に戻ってしまうのだそうです。

人間関係の問題は、ポジティブ思考や根性など、個人のやる気や感情を変えるだけでは決して解決されません。それは、人間関係には相手が存在するからです。そして相手の状態を自分で選んだりコントロールすることはできません。だから自分の気分を盛り上げても、相手が同調してくれないと長続きしないのです。

人間関係を改善する上で最も必要な能力は何でしょうか—-それはコミュニケーション力です。コミュニケーション力とは、自分のことを相手に理解してもらい、相手のことを理解する能力のことです。こう書くと単純ですが、いま、多くの企業ではこのコミュニケーションの問題が多発、というより問題だらけの状態となっています。先にあげた若手社員だけではなく、管理職もコミュニケーションに悩んでいます し、セールスの現場でもそう、さらに相手が外国人となると、事態はもっと深刻化し、コミュニケーション上のトラブルが原因で訴訟や解雇などに発展するケースもあります。

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