コミュニケーション能力は才能ではない

2017.06.04

このように多くの企業で問題が多様化しているコミュニケーションですが、そもそもコミュニケーションとはそれほど難しいものなのでしょうか?

私が断言しましょう。実はシンプルでカンタンなのです。それも極めて。こんな事を研修の冒頭で私が言うと、だったらこんなに苦労しない。難しいからこそあなたのセミナーに参加したんじゃないか、という声が聞こえてきそうです。あなたもそう思われますか?でもちょっと待ってください。そもそもコミュニケーション力って、何かの才能だと思っていませんか?例えば芸術やスポーツに求められるセンスのようなものがないとダメなのではないかと?

確かにおしゃべりにはセンスがあります。お笑い芸人のように、ひとつの話題を面白おかしく、1時間でも2時間でもおしゃべりするあの才能です。私にはとても真似のできない芸当です。
あれをコミュニケーション力と定義するのなら、確かにコミュニケーションはとても難しいことだと思えてしまうのはもっともなことです。しかし、私たちのビジネスで求められるコミュニケーション力とはお笑いのセンスでしょうか?または立て板に水を流す如くしゃべり続けることでしょうか?

冷静に考えてみてください。もしあなたがそんな事をお客様の前でやり続けたなら、イライラされて、やがて信用をなくし、間違いなく商談は中止となってしまうでしょう。
それは相手の求めるものが、感性を刺激するエンターテイメントではなく、内容が自分のメリットになるかどうか、情報が信頼できるかを判断するための整理と理解にあるからです。一言で言えば内容をわかりやすく誤解のないように伝えることが求められているのです。

それでは、わかりやすさとは何でしょうか?私たちパンネーションズはそれを「論理性」であると定義しています。コミュニケーションが上手くいかない原因は、この「論理性」の欠如にあると言っても過言ではないでしょう。
よく「話が論理的である」と言いますが、それは情報が上手く整理され、情報の正確なやりとりが出来ている状態を指しています。

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